イベント制作ブログ「遊び図鑑」by企画構成屋・水谷駿介

企画構成屋として、イベントプロデュースしてます。このブログでは、毎月定期開催の「遊びまみれ」で実施予定の参加型イベントの企画書や、そんな「遊びまみれ」のレポート、イベント制作ノウハウをまとめた「イベントの教科書」の3つのコンテンツを主に更新していきます!

決意

仲間なんていなかったはずでした。

 

幼稚園、

意味もなくみんなが走り回ってるのが理解できず、

感情を人前でむき出しにする意味が理解できず、

ずっと周りを小馬鹿にしてました。

 

小学生、

相変わらず周りを小馬鹿にしつつも、

人を傷つけたくなくて、怒られたくなくて、

自分の殻に閉じこもる日々。

 

そして、先生に見下されてるような気がして、

日に日に学校に行きたくなくなりました。

 

 

中学生、

そんなわけで、ずっと友達はできず、

中学に上がっても状況が変わるわけじゃなく、

より悶々とする日々。

 

受験勉強なんか手につかず、

かと行って遊び相手があるわけでなく、

歪な自我はドンドン膨れ上がりました。

 

そんな時でした。

たまたま見かけたキングコング西野さんのツイッター

 

そこにこんなことを書き込みました。

「西野さんのイベントをやりたいです。」

 

何処の馬の骨ともわからない中学生の

こんなクソみたいなリプライに西野さんはこう返しました。

 

「頑張って。僕は最後まで行動する人の味方です。」

 

この言葉が僕の人生を一変させました。

 

高校生。

約束通り西野さんのイベントを完成させました。

ただ、今よりもっと世間知らずの僕は、

凄く凄くいろんな人に迷惑をかけました。

 

でも、イベントをやれば、

自分の力で誰かを笑顔にできると気がついた僕は、どっぷりその世界にはまります。

 

そしてある時こんなことを思うようになります。

 

 

誰かを傷つけないように生きるのはもうやめにしよう。

今日からは誰かを楽しませるために生きよう。

 

 

そっから、とにかくがむしゃらにいろんなイベントを沢山沢山やりました。

 

いつしか大学生になってました。

相変わらずイベントに没頭する日々。

そしていつしかネットテレビも作るようにもなりました。

 

僕の人生を変えてくれた大人が四人います。

一人はもちろんキングコング西野さん。

イベントをやるきっかけになったのも勿論ですし、まだまだ未熟だけれど、イベントのイロハを打ち上げで教えてくれた人。

 

そして二人目は、そんな西野さんが紹介してくれた、ホームレス小谷さん。

僕にとって2つ目のイベントを作らせてもらっらて、なおかつ生きる上でのいろんな考え方を行動をもって教えてもらった人。

 

そして三人目はダイノジ大谷さん。

大学入って大谷さんのイベントをやらせてもらったけれど、その時に出会った人たちが今となってはすんごく大事な人達ばかりです。

 

四人目はそんな大谷さんのイベントの繋がりから繋がったTOLAND新井さん。

大須のビルのプロデュースをしてて、出会って今、一年半だけれど、その間ずっといろんなことをやらせてもらってます。

 

この四人のおかげで、

そして、この四人が出会わせてくれた人たちのおかげで、

今の僕があります。

 

あ、あと、

歪な僕を受け入れてくれた学生時代の、

ほんの少しの友達と、その友達が出会わせてくれた人たち。

イベントをやる脳を作ってくれてた家族もね。

 

 

僕ほど、

周りに生かされている人はいないかもしれません。

 

最近改めてそう思います。

 

 

もしも僕のことをすごく見てくれる人がいるならば、

それは周りにいる人たちがすごいからにつきます。

 

 

気づけば、ハタチになって、

成人式を迎えるお年頃になってました。

 

ここまで、20年間、

イベント(時々テレビ制作)を始めて5年間。

 

本当に色々ありました。

 

別にかっこいい人生は全く歩めてないです。

 

ずっと不器用だし。

 

 

でも、こんな僕にも、

みんなに自慢できる誇りが二つあります。

 

1つは、もうすでに、他の人には絶対ない、いろんな経験をさせてもらってて、沢山夢が叶ってるということ。

 

キンコン西野さん・ホームレス小谷さん・ダイノジ大谷さんに会うという夢。

テレビに出たいという夢。

数千人規模のイベントをやりたいという夢。

50時間ぶっ通しでイベントをやりたいという夢。

テレビを作りたいという夢。

ハタチの誕生日に自分の独演会をやりたいという夢。

 

これらは、本当にありがたいことで、

幸せなことです。

 

僕一人でできたことなんて1つもありません。

本当に本当にありがとうございます。

 

そして、もう1つは、いつの間にか、仲間ができてたということ。

 

これまでの僕のイベントに関わってくれたスタッフ。

ハタチ軍団としていろんなイベントを一緒に作ったオーシャンズのメンバー。

毎日毎日テレビを一緒に作りつづけたTOLAND TVのメンバー。

 

そして、それらを応援してくれるみんな。

 

びっくりするくらいの人と出会わせてもらってて、

みんなびっくりするくらい信頼しあえる関係になってた。

 

学校やバイトもろくにいけない。

部活やサークルになんか馴染めない。

こんな社会不適合者の僕に、

こんなにも仲間がいるのは、

奇跡というか、

周りの人たちが優しいというか、

なんというか。

 

このことが僕の最大の自慢であり誇りです。

 

 

長々と書きましたけど、結局何が言いたいかって、

いつしか、そんな奇跡みたいな有難いことの数々が当たり前になってしまっていました。

 

でもそんなの当たり前じゃないわけです。全く。

 

そのことにまず感謝を持ちつづけて、

その結果、もっともっと人に優しくできたらいいなと思うわけです。

 

そして、もっともっともっと覚悟を決めて、怠けずに、チョーシ乗らずに、愚直に前に進まないと、恩を仇で返すことになるなと本気で思ってます。

 

人がどうとか関係ないっす。

 

だって、

僕ほど沢山夢を叶えてもらって、

沢山の人に支えてもらってる人なんて

多分そうそういない。

 

だから、人がどうなんか参考にならないっす。

 

 

仲間の、

そしてこれから仲間になってくれる人の、

一番の味方でありたいし、

仲間を引っ張っていけるほどの実力もつけたいっす。

 

まだまだまだまだですけど。

 

でも、それが恩返しになる気はしてるので、

想いを新たにしつつも、

引き続き自分が信じた道を進むのが

一番なのかなと思ってます。

 

最近、未来についての悩みは尽きないです。

どうしていいのかわからないことだらけです。

 

でも、ここまで人の恩恵を受けまくってる奴が、

幸せにならないでどうする。

 

じゃあ、僕の幸せは、最大の夢はなんなのか。

それはやっぱり仲間がずっと笑ってることに尽きます。

 

 

仲間と笑う未来を自らの手で斬り開くために、

今と全力で向き合って、

一人と全力で向き合って、

1つのイベントと全力で向き合って、

この一年とりあえず本気で突っ走ろうと思います。

 

 

 

いくら話たって、

僕の言ってることを理解してくれない人はたくさんいます。

僕の描いてる未来を鼻で笑う人も大勢います。

 

でも、今度こそ、そいつらは小馬鹿にしてやろうと思います。

 

僕があの時、心に充満させたモヤモヤは、

ようやく今になって結果という形で、

表面化してきた気がします。

 

あの時は間違ってたかもしれない。

でも今はもう間違わない。

 

自分が追いつかないからじゃなくて、

自分が傷つかないためじゃなくて、

面白いコトをするために。し続けるために。

 

今の僕には仲間がいます。

経験があります。

まだまだ進化する気満々です。

 

貴方は今何をしてますか?

これからどんなコトしますか?

それ、面白いですか?

 

 

今度は僕の番です。

 

僕は、行動する人の味方でありたいです。

意味のある味方になれるように、

自らの資質を高められるように、

必死にまだまだもがきます。

 

不意にやってくる振り出しに戻る感情を、

どうしようもない孤独感を、

振り切って、今度は一緒に前に進めたらいいな。

 

貴方がんばれ。

僕も頑張ります。

 

 

 

ツマンネェやつには絶対にならないっす。

 

 

 

春に向かってまっしぐら。